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2010年2月21日(日) 14:04キックオフ 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム 6,713人 徳島ヴォルティス2-1(前半0-0)浦和レッズ *45分ハーフ (得点) 徳島:79分7徳重隆明(PK)、89分11津田知宏 浦和:54分15エスクデロ・セルヒオ
3月6日のプロサッカーリーグ・Jリーグ開幕まで残り2週間を切った2月21日。昨シーズンはチームを一新して3年連続J2最下位から一気に18チーム中9位へと躍進し、今季もDF輪湖直樹、MF島田裕介、濱田武、FW津田知宏、平繁龍一など大量10選手を補強したJ2・徳島ヴヴォルティスは、徳島県サッカー協会の主催により徳島県初上陸となったJ1・浦和レッズを招いてのプレシーズンマッチを行った。
試合は序盤から4-2-3-1システムのブロックを固めて守る徳島に対し、浦和がMF柏木陽介、ロブソン・ポンテ、ウィルフリード・サヌなど主力選手の多くを欠きながら、華麗なパス回しを主体に攻め込む展開に。ただし、浦和は7度に渡る決定的チャンスを外したことにより、前半は0-0で折り返すことになった。
後半に入り「前半はボールを動かすのを怖がっていた」と判断した徳島・美濃部直彦監督は、濱田と青山隼が横並びになっていたボランチの位置を青山のアンカー、その前に濱田と前半は左サイドでプレーしていた島田を並べる3ボランチ気味の布陣に変えて、浦和のパスワークに対応するものの、浦和優勢の流れは変わらず。ついに54分にはこの日再三左サイドを切れ味鋭く突破していた流通経済大卒のルーキーMF宇賀神友弥の左クロスからMFエクスデロ・セルヒオにヘディングシュートを許し、先制点を与えてしまった。
ただし「60分から70分はいい試合をしていた」(フォルカー・フィンケ監督)浦和が調整による選手交代などによりリズムを崩すと状況は一転。一方、60分には倉貫一毅に換わり平繁、76分には柿谷曜一朗にかえ徳重隆明を投入し攻撃性を一層強めた徳島は79分、津田が途中出場の相手右サイドバック堀之内聖に倒され得たPKを徳重が決めて同点に。そして迎えたロスタイムには途中出場の左サイドバック輪湖のロングフィードに抜け出した津田が相手GKとの1対1を冷静に決め、徳島が浦和相手に見事な逆転勝利をもぎ取った。
それでも試合後の記者会見では「今日は勝利にはこだわっていなかったし、これからもクオリティを上げることにこだわってやっていきたい」と冷静な表情を見せた美濃部監督だが、2007年にはACLチャンピオンズリーグを制しアジアクラブチャンピオンに輝いた浦和相手の勝利が周囲に大きなインパクトを与えたことは紛れもない事実。この日2得点に絡み、ポストプレーや飛び出しにも合格点の動きを見せた津田をはじめ新加入選手もチームにフィットしているところを見せた徳島は、3月6日、14時キックオフのJ2リーグ開幕戦・ザスパ草津戦へ向けて上々の仕上がりを見せている。
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